2014年7月14日月曜日

家に帰って思うこと


 ジョグジャカルタを出発したのが5月2日、戻ったのが6月17日。ちょうど1か月半の旅行でした。思ったより短かったというのが正直な印象です。各地での滞在日数が短かったうえ、行ってみたい場所がまだまだ残っています。マレーシアのペナン、サラワク州、カンボジア、ラオス、ミャンマー、インドネシア国内でもカリマンタン、スマトラ島南部やスラウェシ島北部は飛ばしました。出発前は途中で帰りたくなるかもと思っていたのですが、懐かしくなることはあっても結局帰りたいとは感じませんでした。できることならあと半年ほどアジアで、もう半年はヨーロッパとアフリカ北部で、さらに追加の1年を南北アメリカ大陸で旅行したいくらいの気分です(現実にはちゃんと日本に帰って大学を卒業します、念のため)。

 旅行というのは一時的な非日常であることが多いと思いますが,少なくともこの1か月半は旅行している状態が日常でした。町を歩いて、チケットを予約してホテルを探し、そういうことの繰り返しと積み重ねです。基本的に1人ですが、特別孤独なわけでもありません。現地の人や旅行者同士でなんだかんだ話すので、ジョグジャで蟄居しているより会話の時間は長かったと思います。インドネシアの人には「旅行は友達(か恋人、家族)と一緒のほうが絶対楽しい」と言われることが多かったですが、自分はやっぱり一人旅も好きです。
 友達と一緒が楽しい、というのともう一つ、「一人旅は危ない」ということも良く言われました。ただ、インドネシアで旅行するにあたって何がどう危険で、一人だとどのようなリスクがあるのかということを聞き返してもあまり明瞭な答えは得られません(これは「危ないから危険なんだ」という理屈だと思います)。危ないと決めつけていろんなチャンスを見逃すのはもったいない。ただ、実際旅行している間は何がどう危険なのかをつねに自分で調べて考えていたので、やっぱり危ないなと再認識することも多々ありました。

 ともあれ、無事に楽しく旅行できて、本当によかったです。よかったよかった。とてもよかったので、帰国前にもう一度出かけることに決めました。次なる目的地はパプアとカリマンタンです。



写真はジョグジャで最初の1週間泊まっていた友達の家の、屋上から。


@Makassar, Indonesia

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