2014年6月10日火曜日

ジャカルタ(2014年1月12〜16日、5月6,7日)

Jakarta, DKI, Indonesia
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滞在期間:①2014/01/12~16
               ②2014/05/06~07

アクセス:①Cirebonから、鉄道で3時間
          Cirebon Ekspres
               10:00? CIrebon - 13:00? Gambir, Jakarta (Bisnis, IDR130.000?)
               ②Bandungから、鉄道で3時間
                Argo Parahyangan 23
               12:05 Bandung - 15:12 Gambir, Jakarta (Eksektif, IDR100,000)
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 いままでのところ(2014年6月現在)、ジャカルタには2度滞在しています。1回目は一時帰国のついでですが、観光スポットもいくつか見ておきました。2回目はとにかく飛行機にのるための1泊でした。1回目に行った主な場所は以下の通りです。

・独立記念塔(モナス、Monas, Monumen Nasional)
 これぞジャカルタのランドマーク。訪問時(2014年1月)には展望台が工事中で入れませんでした。地下には博物館があり、ジャワ原人から2000年代にいたるまでのインドネシアの歴史について展示があります。



・国立博物館(Museum Nasional)
 モナスの近くにあります。インドネシアで初めて博物館らしいと思えた博物館でした。インドネシア国内各地域の、民族ごとの略史、家屋や衣装などの展示、それと中庭にはヒンドゥー教時代の石像などがあります。「多様性の中の統一」Bhinneka Tunggal Ikaはインドネシアのスローガンですが、その多様性の民族誌的な部分を感じられます。
個人的にはすごく気に入っていたのですが、先日行ったマレーシアの国立博物館が3倍くらい良かったので、やっぱり国立にしてはイマイチなのかもと思い直しています。うーん。。。


・カテドラル(Gereja Cathedral)
 カトリックの教会です。ほんとうに教会でした。ひさびさにキリスト教に触れられた気がしてじーんとしました。カテドラル近くにイスティクラル・モスクMesjid Istiqlalがあり、教会内にいてもアザーンが聞こえました。



・コタ地区
 ジャカルタ北側はコロニアルな町並みが残っています。全体にオランダ東インド会社のかほりがします。海洋博物館、跳ね橋、スンダクラパ港などを歩き回りました。なんとしてもジャワ海を見ようとしたのですが、貨物船が並んでいて見渡せず。うろうろしていたらおじさんおばさん達に声をかけられ、ちゃっかりお茶して帰りました。




 移動は主にトランスジャカルタというバスを使っていました。バス専用レーンがあるのですが、渋滞する時間帯にはバスレーンまで乗用車が侵入するので、渋滞からは逃れられません。平日午前や休日ならすいすい移動できて、一律IDR3,500と安いので便利です。
 それとジャカルタ名物がバジャイBajaj。ベスパを改造したもので、準タクシーとして使えます。値段は距離に応じて交渉次第。
バジャイにのるとこんな感じ。

 ベチャは禁止されているので、めったに見かけることがありませんでした。しかし郊外や細い道ではまだまだ生き残っているようです。

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 ジャカルタは物価が高いというイメージがありましたが、実際それほどでもないんじゃないかというのが個人的な感想です。たとえば屋台で食べたNasi Udukというココナツ炊き込みご飯+フライドチキン+付け合わせの野菜は、IDR14,000、140円くらいしかしませんでした。スーパーで買い物してみてもそれほど値段が高い感じがありません。一方で高級レストランや海外有名ブランドのブティックがずらりとあるので、そういうところにいくと日本にいるのと同じくらいの出費をしてしまいます。ジャカルタの物価が高いというより、ジャカルタに高いものがある、という印象です。2回目の滞在で宿泊したのがホテルではなくコス(アパート)だったのですが、そこでは学生たちと家事手伝いの若い女の子が身を寄せ合うようにして暮らしていました。貧困に喘ぐだとかそこまでの切迫感はないのですが、ビルの向こう側にみえるネオンの明かりとの対比でなんとも寂しい気持ちになりました。


@ Tana Toraja, South Sulawesi, Indonesia

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