2014年6月22日日曜日

ベトナム感想

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 ベトナムは中国にとても近い感じがしました。といっても中国にいったこともないのですが、言葉はなんとなく中国語っぽく聞こえるし、人の顔立ちも日本、中国、韓国の系列と似ています。マレー系に慣れてから行くと、みんな色白なので少しびっくりしました。ベースがアジアのそのあたりで、インフラや食文化には旧宗主国のフランスの影響を色濃くのこし、さらには社会主義化してロシアから入ってきたのか、ウォッカもありました。それとベトナムという国をひとくくりに語れるものでなく北部や南部、町によってもさまざまな違いがあり、そんなもろもろをひっくるめて現在ひとつの国として星を掲げているのだなぁと思います。

 中国との関係については今後もどうなるものやら心配です。デモに関しては、あくまで自分が出会った限りなのですが、比較的冷静な人が多かったという印象です。暴徒化、中国人を攻撃する人もいる一方で、中国人観光客が減って仕事に困るというシクロ運転手もいました。当たり前のことではありますが、ひとりひとりの人間にはそれぞれの生活があるのです。ニュースをぱらぱら見ているだけだと、ベトナム人はみんな中国に怒り心頭という印象でしたが、実際のところはそこまで単純なものではないようです。現実をなるべく屈曲なくとらえたいものですが、それはなかなか難しい。

 いずれにせよバインミーとカフェスアダがあれば人生は3割増でハッピーになります。ベトナムは美人が多くて料理が美味しくてよいところでした!





@jogjakarta, Indonesia

 

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