2014年6月10日火曜日

パダン(2014年5月7,8日)

Padang, West Sumatra, Indonesia

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滞在期間:2014/05/07~08
アクセス:Jakartaから、飛行機で2時間(Lion air, IDR623,200)
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 さっそうとジャカルタを後にして、とうとうスマトラ島入りです。最初に泊まったのはパダンでした。しかしパダンも1泊のみでさっそうと去りました。というのも、パダンといえばパダン料理、そして母系社会をもつミナンカバウの人たちが住むことで有名なのですが、市内ではそれほど見るところが無いのです。人口もそこそこ多いけれど、広々としてちょっと寂れた雰囲気が漂っていました。それでも早起きして散歩に出たら、いくつか面白いものに出会えました。

・市場pasar
 ひとくちにインドネシアといっても、ジョグジャの市場とパダンの市場ではひと味違いました。品揃えも微妙に違うし、パダンの市場は活気があって売っているものの鮮度が格段によかったです。それとマンゴーの季節がまたやってきたのも、ここで知りました。



・ロントンlontong
 市場をぬけてとりあえず朝食をと思い、適当なお店で食べたロントンLontong。ロントンはロテックLotekと同じようなお米の練り物ですが、棒状に細長く成形されたものを切って他の具材とまぜ、濃いめのスープ(薄いソース?)をかけたものです。

 おいしかったです。衝撃でした。ジョグジャのロントンと違ってSantanココナツミルクがたっぷりと使われていて、ぴりりと辛いながらもマイルドにまとまっています。そしてお米の練られ具合がちょうどいい。ジョグジャで食べていたベチャベチャ(たまにボロボロ)の固まりは何だったのかと思わされました。他のお店でも何回か試してみましたが、結局このとき最初に食べたロントンが一番美味しかったです。難点挙げるなら、上にのせるクルプック、エビせんべいの色がやけに濃かった。そんなに着色しないでほしい。

・アディッヤワルマン博物館Museum Adityawarman
 道を歩いていたら、なにやら戦闘機を発見。

   ついでに博物館もあったので見てきました。

 博物館はミナンカバウ様式の建物です。水牛の角の形を模して、屋根の両端が反り返っています。中は結婚式の衣装や料理、母系社会に関する説明、さまざまな道具の展示などがありました。肩に力をいれず、ふんふんと眺めて楽しめます。

 町を歩いていて目を引くのが、サイドカー式のベチャ。

ジャワ島では自転車(またはバイク)の前方に座席をつけるベチャが主流なのですが、スマトラ島ではサイドカー式が多いです。理由がものすごく気になるのですが、分かりません。



@ Tana Toraja, South Sulawesi, Indonesia

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