2014年6月8日日曜日

カンプンナガ(2014年5月5日)


Kampung Naga, West Jawa, Indonesia

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訪問日:2014/05/05
アクセス:Bandungから、バスで4時間
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 ジョグジャにいるときに友人から、「スンダ人の伝統的な村がある」と聞いていました。それがカンプン・ナガです。伝統的な、という謳い文句を聞くと、たいして興味がなくても行かねばならないような気がします。文化人類学専攻なら好きでしょ、知ってて当たり前でしょ、というような、良く分からないプレッシャーがあるのです。バンドゥンから日帰りでちょこっとのぞいてきました。しかしこれが遠かった……。

①まずホテル近くでアンコタにのり、チチャフウムCicaheumバスターミナルへ(40分、IDR4,000)
アンコタはkiri travel (http://kiri.travel) で事前に調べていきました。便利!!
②チチャフウムcicaheumバスターミナルからカンプンナガまで(4時間弱、IDR30.000)
バスターミナルでは係の人にカンプンナガを通るバスを教えてもらって(たしかTasik行き)、車掌さんには乗車時にカンプンナガで降りると伝えておきました。

 乗車した場所から階段をくだっていくと、村に出ます。すごく静かでした。


家屋は白塗りで、白川郷にちょっと似ています。村の人はふつ~に米干してました。質問したら答えてくれるけど、がつがつガイドするぜという雰囲気ではなかったです。自分もがつがつ聞きたい気分ではなく、挨拶がてら少し話してあとは川辺でぼーっとして帰りました。共有の池やヤギの管理、治水、それに関わる風習、稲の作付け面積、稲以外の作物、家屋の配置の意味、それと伝統家屋のはずれにあるモダンな家々のこと(人口増?)など、聞いてみようかと思いつつも、やる気がでませんでした。都会の喧噪をはなれて毒気を抜かれたかんじです。以前フィリピンのスタディーツアーでは教授の農村インタビューについていかせてもらったのですが、それに比べるとアクセスもいい観光地だから、というのもあったかもしれません。

 ともあれとにかく行ってきたので、根拠のないプレッシャーから解放されて気分はすっきり、ちゃっちゃとジャワ島を出ようという気持ちに切り替えられました。


 帰りは①バンドゥン方面に向かうミニバスをつかまえ(IDR40,000)、
 ②適当なところでチチャフウム行きのアンコタに乗り継いで(IDR5,000)、
 ③途中市場が見えたので衝動的に下車し、
 ④市場近くからそれっぽいアンコタでホテル近くまで行きました(IDR3,000)。
いささか場当たり的な帰り方をしましたが、ちゃんと帰れました。都会は交通手段がいろいろあって便利です。




@Tana Toraja, Sulawesi, Indonesia


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