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▼儀礼
お葬式Rambu Soloに2回、新築お祝いのRambu Tukaに1回参加しました。
(1) Rambu Soloその1
2014年6月7日、ソパイ区ランゴラ村にて
到着即日参加したお葬式。全3日のうちの最終日に参加しました。無くなったのは貴族のおじいちゃん、宗教はカトリックです。
会場。葬式の際はお客さん用に建物を増築し、式が終わればとりはらいます。
パピオンなる料理。竹の中に肉と葉っぱを塩でもんだものを詰めて焼きます。味はシンプルでした。
お昼ごはん。上のほうに写っているのは、カナダ人の女の子たち。外国人観光客もしょっちゅう参列しています。
パピオンなる料理。竹の中に肉と葉っぱを塩でもんだものを詰めて焼きます。味はシンプルでした。
おもむろに並べてある水牛の角。子供が遊んでいました。
食事、礼拝を終えてから、埋葬へ。葬列の先導の少年達
踊ったり嘆き悲しんだり泣き叫んだりしたのち、お墓へ向かいます。小さい家のようなものは棺桶を運ぶための道具。このセットで40万円ぐらいかかっていると参列者のおじさんが言っていました。
棺桶をお墓まで持ってきたところ。嘆き悲しんでいた人たちも、最後には水をかけあってはしゃいでいました。最後まで涙ぐんでいる遺族もいます。お墓は近代的な家族墓だそう。Selamat Jalan!
踊ったり嘆き悲しんだり泣き叫んだりしたのち、お墓へ向かいます。小さい家のようなものは棺桶を運ぶための道具。このセットで40万円ぐらいかかっていると参列者のおじさんが言っていました。
棺桶をお墓まで持ってきたところ。嘆き悲しんでいた人たちも、最後には水をかけあってはしゃいでいました。最後まで涙ぐんでいる遺族もいます。お墓は近代的な家族墓だそう。Selamat Jalan!
(2) Rambu Solo その2
2014年6月11日、ノノガン区カウトゥワン村にて
お葬式2回目は全4日のうちの初日、プロテスタント式です。
この豚は参列者からの贈り物。贈り物の半分は家族へ、半分は参列者のおもてなしのために調理されます。
ゲストは列をなして入場します。
Ma' Badongという踊り。いわく「男たちは泣いて悲しむことをしらないから、この踊りで悲しみを表現するのだ」
ホスト側でお出迎えをしているのは、亡くなった方のお孫さんたち。伝統衣装に身を包んでいました。青い服の女性たちは給仕の担当です。
手前はこれからおろされる豚、奥はすでに殺して一部内臓をとりのぞいてある豚です。焼いています。これは男性のお仕事。残酷だという方もいらっしゃるかと思うのですが、個人的には気持ち悪さは感じませんでした。次々に運ばれてきて、手際よく処理されていくので関心して見ていました。
この日はゲストがつぎつぎときて、つぎつぎと料理をだして、の繰り返し。何周か見てから帰りました。
この豚は参列者からの贈り物。贈り物の半分は家族へ、半分は参列者のおもてなしのために調理されます。
ゲストは列をなして入場します。
Ma' Badongという踊り。いわく「男たちは泣いて悲しむことをしらないから、この踊りで悲しみを表現するのだ」
ホスト側でお出迎えをしているのは、亡くなった方のお孫さんたち。伝統衣装に身を包んでいました。青い服の女性たちは給仕の担当です。
手前はこれからおろされる豚、奥はすでに殺して一部内臓をとりのぞいてある豚です。焼いています。これは男性のお仕事。残酷だという方もいらっしゃるかと思うのですが、個人的には気持ち悪さは感じませんでした。次々に運ばれてきて、手際よく処理されていくので関心して見ていました。
この日はゲストがつぎつぎときて、つぎつぎと料理をだして、の繰り返し。何周か見てから帰りました。
(3) Rambu Tuka
2014年6月9日、サダン区カロナガン村にて
Rambu Soloがお葬式、死の儀礼なのに対して、Rambu Tukaは生の儀礼です。誕生や結婚などのお祝いもRambu Tukaに含まれるようですが、参加したのはトンコナンハウスの新築祝いでした。全4日のうちの2日目。
会場
これが新築の家ですが、どうもあまり新しくない。築20年ぐらい経っているそうで、ただお祝いするのにちょうど良いタイミングがめぐってこなかったため、この時まで延期されていたようです。
定番のごはんタイム。子供がビール瓶をまめに集めていました。えらい。
大人たちは食べて飲んでタバコをふかして、世間話をしています。タナトラジャのあちこちで、このおじさんみたいなゆるゆるのサロンの着方をしている人がいます。くるまれたいんだろうか。
ごはんタイムが終わって、ダンスが始まりました。人がわらわらと集まってきます。伝統衣装に身をつつんだ女性たちが盆踊りのようにぐるぐると踊り始め、
観ている人がお金の飾りをさしていきます。露骨に現金なのでびっくりしました。しかも高額紙幣。いろいろといかがわしい連想をしてしまいますが、これは家の豊かさを表すためのものだそうです。豊かさ、です。
子供であろうとお金をつけます。
なかなかユニークでした。
何種類か踊りがあり、お客さんが帰り始めてから男達の盆踊りがあっておしまいです。
まだ数日つづくセレモニーでしたがここで引き上げ。
ハッピーなセレモニーだよ〜楽しいよ〜と聞いていたのですが、途中からは踊り手のおばあちゃん達が涙ぐんでいました。彼女らが幼かった頃にもやはり同じような式があり、歌と踊りがあり、家の歴史を思い出してのことのようです。
どこの国でも農業やってる田舎暮らしというのは単調なものに見えますが、そこでおばあちゃん達が過ごしてきた年月の重みというのを想像してみて、ちょっともらい泣きしそうになります。
人間だなぁ。
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人間だなぁ。
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